Fantasia

河村隆一( Ryuichi.K ) Fantasia歌詞
1.マーメイド

作詞:Ryuichi Kawamura
作曲:Ryuichi Kawamura

僕は今手を伸ばす 欲しいのは月夜に流す 奇跡の雫で

白波を掻き分けて 白い帆に風をうけ
誰も知らない入江 大海を目指す旅
海ネコの鳴き声が 遠のいたある夜に
僕は夢に目覚めた 永遠の命に

僕は今手を伸ばす 満ちる月 恋するマーメイド 奇跡の瞳に
僕は今ためらった 息を呑むその美しさ 恋する気分で あまりに無力で

嵐の夜は続き 報いを受けた後に
昇る日の光は まるで神々の様に
冷たくなった心 暖めてくれたから
キミを見つけられたよ 奇跡の旅は終わる

僕は今手を伸ばす 欲しいのは 永遠なる命 授ける雫で

僕は今手を伸ばす 満ちる月 恋するマーメイド 奇跡の瞳に
僕は今ためらった 息を呑むその美しさ 恋する気分で

僕は今手を伸ばす 満ちる月 恋するマーメイド 奇跡の瞳に
僕は今ためらった 息を呑むその美しさ 時間を忘れて


2.こもれび

作詞:Ryuichi Kawamura
作曲:Hiroaki Hayama

夏 それは情熱の陽 君と二人歩いた浜辺
落とした細いリング 夜中二人探してたんだ
早春 草木は芽生え 森を抜ける峠道を
窓開け手を伸ばした 風の中で深呼吸したよね

君と居る時間は 優しさに包まれた

誰よりも輝いた 君と過ごす特別な日を
小さな笑顔に 僕は救われていたよ
やっと気づいた僕は 誰かと過ごす大切さを
引き合う心の 言葉にならない声...

冬 木枯らしの中で 君はコート白い息で
秋を 染めたあの日のこの葉 カベの写真彩っていたね

煌めきを切り取った こもれびの写真は
二人の冒険の始まりを繋いでた

誰よりも輝いた 君と過ごす特別な日々
君の笑顔に 僕は救われていたんだよ
やっと気づきはじめた 生きるという意味の大切さを
時には二人の 想いがすれ違っても...

愛しさをくれた人 変わりなどない君だよ
めぐる季節を共に歩こう もう離さないよ...


3.悪夢に目覚めても...

作詞:Ryuichi Kawamura
作曲:Ryuichi Kawamura

疾風のごとく 時代は過ぎ去って
コートを纏う 哀しみを深めてくように
巻積雲が 黄昏染まってゆく
痛みはまだ癒えない

祈りはかなく…

生き急ぐ人の虚像 むなしさつのる
帰えらざる日 シャボン玉はまたつくられ
背中越しに 銃口向けられ
何と戦ってるのか

祈りはかなく… 闇深く

誰もがうらやむ美しい心で 進むべき指針を
長き眠りから覚めて 耐えうる明日を

悪夢に目覚めても
汚れを知らぬ君の
微笑みはこの世界を 変えられるから

青ざめゆく時を
漆黒のこの闇を
葬りされる 言葉を

悪夢に目覚めても
汚れを知らぬ君の
微笑みを守りたい この身をかけ

悪夢に目覚めても
汚れを知らぬ君の
微笑みはこの世界を 変えられるから

青ざめゆく時を
漆黒のこの闇を
葬りされる言葉を つかめたらなら...


4.YO GA YONARA...

作詞:河村隆一
作曲:河村隆一

涙溢れる程 その愛をみつめて
何よりも 美しい 日出ずるこの場所で

気高さなど纏えずに 信じる物さえぼかした
真直ぐに 見れなかった この国を愛する思いを

むせびなく すきま風 耳を離れない
こんな夜は あなたを抱きたい
その胸のぬくもりの中では
覚悟などたやすく

声がしゃがれるくらい その愛の唄を歌った
何よりも 美しい 日出ずるこの場所で

むせびなく すきま風 耳を離れない
こんな世は 弱音を吐きたい
その胸のぬくもりの中では
強くなれる気がした

むせびなく すきま風 心凍らせる
こんな時代に 咲いた花なら
この身を投げ出してもいいと
守りたいと思った

むせびなく すきま風 耳を離れない
こんな夜は あなたを抱きたい
小さな笑顔を数えたら

もう一度 始めよう

もう一度 叶えよう

この場所から 始めよう


5.森の中のロンド

作詞:Ryuichi Kawamura
作曲:Ryuichi Kawamura

足を踏み入れる事も 許されない森の中 夜更け過ぎの
ざわめき立つ闇のもののけが 月の光に輝く 瞳(まなこ)達が
これから何が起きるか ここから何を生むのか

強者達は森の番人 弱い者達はその身捧げ
それでもそれは惨殺ではなく 諸行無常の鐘のもと…

音もなく近づいて来る そよ風よりも小さな その足音は
静まり返る闇の亡霊か 月の光に浮かれたてふてふか
ここから何が起きるか ここから何を生むのか

変幻自在の精霊達が 飲み交わす酒は星の光
それでもそれは悪戯ではなく 弱者にも降り注いだ宴

闇を切り裂くオオカミの声が ざわめく森の主の様に
喜びじゃなく憎しみじゃなく 森を司どる者のRONDO

強者達は森の番人 弱い者達はその身捧げ
それでもそれは惨殺ではなく 諸行無常の鐘のもと


6.想いそのままに

作詞:Ryuichi Kawamura
作曲:Hiroaki Hayama

走ってくイルカ達の群れを追って 透き通るインディゴの海に浮んで
君と過ごしたあの夏の日は 想いのまま

鮮やかな珊瑚礁に囲まれたら 現実の世界など忘れてしまい
何時までも君と浮んでたなら それだけで良かった

日に焼けた肌が懐かしいね 大きな夕日が
白い波に足を取られては 笑い合っていた

あの日々をもう一度 輝きをもう一度
七色の海の中泳ぐ 喧騒を離れたら
誰にも奪えない 二人だけの時間は
予定など一つもいらない 君と想いのままに

浅瀬では白い貝殻を拾って 何度でも息を止め潜った二人
別にたいした意味などなくて 子供の様に

自分の居る場所を疑った 小さな島で
帰りたくないとさえ思った 眠らない街に

あの日々をもう一度 輝きをもう一度
7色の海の中泳ぐ 君を連れて飛びたい
誰にも奪えない 二人だけの時間は
予定など一つもいらない 君と想いのままに

あの日々をもう一度 輝きをもう一度
7色の海の中泳ぐ 喧騒を離れたら
誰にも奪えない 二人だけの時間は
予定など一つもいらない 君と想いのままに

あの日々をもう一度 輝きをもう一度
七色の海の中泳ぐ 君を連れて飛びたい
誰にも奪えない 二人だけの時間は
理想など一つもいらない 君と想いのままに

走ってくイルカ達の群れを追って 透き通るインディゴの海に浮んで
君と過ごしたあの夏の日は 想いのまま


7.旅の終わりに

作詞:Ryuichi Kawamura
作曲:Hiroaki Hayama

夕暮れのベルは僕を一人残す 誰もいない公園
風に揺れていたブランコに現れる 一人の少女はうつむく

大きな瞳に見詰められるままに 足を止めたんだ僕は
どこか哀しげな大人びた瞳に 吸い込まれる様に

僕にだけ見えるその少女は
心の声で 僕に語り出した

この心は 星の階段登り 月の海でそう揺られ眠るの
あなたが孤独の夜渡ったのなら もう一度逢える そう姿は違うけれど
めぐる時...

許されたほんのわずかな時 あなたに逢いに...
きっと見つけるから...

この心は朝露に目覚める様に 蝶々になってそう自由に飛べる
あなたの孤独が報われて咲かせる 花にとまって そう あなたを知るの

優しい光に誘(いざな)われる様に 失う様にそう瞳閉じれば
この旅の終わりに出逢ったあなたと もう一度逢える そう 繋がれたあなたと

その孤独をあなたの未来の為に…


8.Symbolic Tower featuring AKANE LIV(from LIV MOON)

作詞:Ryuichi Kawamura
作曲:Ryuichi Kawamura

雲まで 飛べる日まで...
かけらは 砕け散って
あなたと 交わす未来
この身を 捧げたくて

プリズムの カケラを 僕は空になげる
世界で一番の頂の上で
この手を離れ 舞落ちる瞬間まで
光は回り出す あなたを描いて

雲まで 飛べる日まで...
かけらは 砕け散って
あなたと 交わす未来
あなたと...

雲まで 飛べる日まで...
かけらは 砕け散って
あなたと 交わす未来
この身を 捧げたくて

雲まで 飛べる日まで...
かけらは 砕け散って
あなたと 交わすこの血

雲まで 飛べる日まで...
かけらは 砕け散って
あなたと 交わす未来
この身を 捧げたくて


9.Brain

作詞:Ryuichi Kawamura
作曲:Hiroaki Hayama

心を持たないメタルの塊 思考の欠落 オイルをくみ交わし
計算ばかりか 採算ばかりか 自分の意志では歩く事も I can notで

口びる合わせる 未来のジュリエット
支配を受け入れる 無防備なまま

愛しさだけが残る 全てはディスクに書き足されて
抱きしめた腕も ぬくもりさえも感じられない

中枢の頭脳 THE Brain 操られるまま
愛を囁くのも ブレイン 誰の意志

時間を合わせた あの日のBrave
望みとは違う 未来にArrival

愛しさだけが残る ディスクはまるで別の過去で
乗り捨てられた 未来のマシンを見つけなければ

愛しさだけ 全てはディスクに書き足されて
抱きしめた腕も 鼓動の高鳴りもシグナルで

中枢の頭脳 THE Brain 人を操って
愛を囁くのも Brain 誰の意志


10.HANA

作詞:Ryuichi Kawamura
作曲:Ryuichi Kawamura

分厚い雲が重くのしかかってる 世界に影落として
鉛色した低すぎるこの空は 色さえ奪うように

モノクロの写真の中で 人は嘆きまた夢見て咲き乱れ

変革のうねりが 変えたのはどんな未来....
光さえかすかな 色のないこの世界が何処までも続いていた

それでも人はまだ信じ続けてた 幻の花を
それでも人はまだ選び続けてた 剣をたくす者を

遠き異国の果てに咲く 鮮やかに色づいたその花を

帰らぬ英雄を もう誰も数えはしない
世界を救い出せる その花をただ信じて 人は咲いて散ってゆく

愛する人を胸に抱いて
誓いの言葉を刻みつけて
ただ一輪 咲いた花を 光そそぐ鮮やかな花

何処までも続いた モノクロのこの世界を
光を取り戻す 色のないこの世界に

愛する人の為 自分の為 奪い合った
悪夢に咲き誇る 名もなき花 花 花 花を…

天の裂け目に咲くという


11.風の巡礼

作詞:Ryuichi Kawamura
作曲:Ryuichi Kawamura

吹き抜ける風は 永遠の様で

遥かなる時を 駆け抜けてゆく

立ち尽くすばかり 僕の瞳に

時の重さは 積み重ねられた

空は抜ける様で 僕を小さくさせていたよ

それでも何かを 刻んでいるから

人は誰でも 運命の空浮かぶ

あの雲の様に 風に運ばれて

人は誰でも 風になるまで

それでも何かを 刻んでいるから

人は誰でも 運命の空浮かぶ

あの星の様に 闇に放たれて

人は誰でも 星になるまで